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ローヤルゼリーを飲むときの注意点は?




40種類以上の栄養素を含み、万能健康補助食品として知られているローヤルゼリー。
基本的には安全な食品です。
しかし、ローヤルゼリーを飲む上で気をつけなければならないことがいくつかあります。
薬との併用や飲み合わせやなどの注意点を知り、ローヤルゼリーをより効果的に飲みましょう。

1.アレルギーには注意が必要

アレルギー体質をもっている方は日頃から食材には気を遣っていますが、ローヤルゼリーも卵や小麦粉と同じようにアレルギーを引き起こす可能性があります。
次に紹介する症状をお持ちの方は、ローヤルゼリーを飲んだことで症状を悪化させてしまうかもしれません。
アレルギー反応が心配な方は、医師や薬剤師に相談することをお勧めします。
また、アレルギー反応をお持ちではない方でも、ごく少量から試し、問題がないかを確かめながら慎重に摂取する方法もあります。

1-1.タンパク質にアレルギーがある方

タンパク質にアレルギーがある方も注意が必要です。
それは、ローヤルゼリーにはタンパク質が約12%含まれているからです。
アレルギー反応が起こると、痒みやじんま疹、目の充血や呼吸困難などの症状がみられます。
ローヤルゼリーを摂取する際には、医師に相談しましょう。

1-2.喘息の方

アレルギー体質の方に多い症状が喘息です。
中でもアレルゲン(アレルギーを起こす原因の物質)がタンパク質の方は、ローヤルゼリーに含まれているタンパク質にアレルギー反応を起こす場合があります。
アレルギー反応が起こると、アレルギー性鼻炎や声がれなどの症状が起き、これらの症状が刺激となって喘息の発作が起こる場合があります。
ローヤルゼリーの製品に書かれてある注意書きで確かめてください。

1-3.花粉症、アレルギー性鼻炎の方

ローヤルゼリーはミツバチが花粉を食べて分泌する液体状の物質で、花粉やさまざまな植物の成分が含まれています。
花粉症やアレルギー性鼻炎の症状がある方は花粉に対して過敏に反応するため、症状が悪化する可能性があります。
一方、ローヤルゼリーにより免疫力が高まり、免疫機能の異常による花粉症やアレルギー性鼻炎が改善されたという報告もあります。
いずれにしても、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状がある方は主治医に相談をした方がよいでしょう。

1-4.蜂に刺された経験のある方

過去に蜂に刺されたことのある方は、ローヤルゼリーを摂取することでアナフィラキシー・ショック(血圧低下や呼吸困難、意識障害等の免疫の過剰反応)を引き起こす可能性があります。

1-5.これまでアレルギー反応がなくても安心はできません

2011年に発表された「日本皮膚アレルギー学会」の雑誌によると、初回摂取時に症状が発現したローヤルゼリーアレルギーとして2例の報告があります。
(著者:近畿大学農学部応用生命科学科応用細胞生物学研究室抄録)
1例目は、28歳女性で、液状のローヤルゼリーを初めて食べた直後に首が赤くなり、腹痛や下痢の症状が出たというものでした。
2例目は、21歳女性で、ローヤルゼリーグミを初めて食べた数時間後から鼻づまりや両眼の周りが腫れる症状が出たという例です。
両者ともプリックテスト(アレルギーの有無を調べる検査)で、「ローヤルゼリーアレルギー」と診断されています。
また、過去にもローヤルゼリーを初めて口にした後にアレルギーのような症状が出たという報告例が多く認められています。
このようなことを考えると、これまでアレルギー反応がないからと言って安心はできません。
心配な方は、最初のうちは少しずつ飲むようにし、様子をみるのが賢明です。

2.乳幼児や妊娠・授乳中の方は注意が必要

乳幼児や妊娠・授乳中の女性は、たとえアレルギーを持たない方でもローヤルゼリーを飲む際には注意が必要です。

2-1.乳幼児には与えない

栄養豊富なローヤルゼリーを我が子に栄養補給として飲ませたいところですが、1歳未満の乳幼児には蜂蜜やローヤルゼリーの摂取が禁止されています(1987年、当時の「厚生省」発表)。
それは、ローヤルゼリーにはボツリヌス菌が混じっている可能性があるからです。
菌への抵抗力のある大人には全く問題がなくても、抵抗力や腸内細菌が未熟な乳幼児の腸では菌が増殖し、「乳児ボツリヌス症」への感染リスクがあります。
1歳未満の乳児はもちろん、6歳未満の幼児にも与えない方がよいといわれています。
なお、ローヤルゼリーを保管するときには、乳幼児の手の届かない場所に置くと安全です。

2-2.妊娠・授乳中の方は医師に相談

ローヤルゼリーは妊娠・授乳中に失われがちな栄養が豊富で、それらを補う意味では効果的ですが、中には妊娠を機に体質が変わることがあります。
ローヤルゼリー製品には妊娠・授乳中は摂取を控えるように書いてあるのは、このためです。
ですから、摂取を考えている方は医師に相談するとよいでしょう。

3.薬との併用は自己判断しない

万能薬とも呼ばれているローヤルゼリー。
ローヤルゼリーの摂取を考えている方の中で、日常的に薬を服用されている方もいるのではないでしょうか。
現在、何かの医薬品を服用している場合は、ローヤルゼリーの豊富な栄養素と反応してしまう可能性が考えられます。
服用し続けている薬があって新たにローヤルゼリーの摂取を考える際には、担当医に相談することが大切です。

3-1.ワーファリン等の血液凝固阻止剤を服用している方

心筋梗塞・脳卒中・静脈血栓症・肝炎等の病気で「ワーファリン(血液が固まる事を抑える薬)」を服用している方は、ローヤルゼリーを飲むときには注意が必要です。
ローヤルゼリーには血液の循環をよくする働きがあり、ワーファリンとの相乗効果で怪我をしたときに血液がなかなか止まらなくなってしまうことがあります。

3-2.更年期障害の治療で薬を服用している方

更年期障害の治療を行っている方は、女性ホルモンの過剰摂取の心配があります。
それは、ローヤルゼリーには「デサン酸」が含まれているからです。
デサン酸とは、ローヤルゼリーだけに含まれている成分で、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た成分です。
そのため、女性ホルモンの過剰摂取になってしまう可能性があります。
ローヤルゼリーとの飲み合わせについては、病院や薬局で相談してください。

3-3.漢方薬を服用されている方

ローヤルゼリーと漢方薬はともに副作用の心配はありません。
しかし、同時に口にすることは避けた方がよいでしょう。
それは、一部の漢方薬には「タンニン」という鉄分の吸収を阻害する働きがあるからです。
ローヤルゼリーの成分の中にも鉄分が含まれているので、漢方薬を同時に摂取することで効果が薄れてしまう可能性があります。
どうしても両方を服用したい方は、1時間以上間を開けて服用すると問題はありません。

4.飲み合わせの注意点は

ローヤルゼリーをより効果的に服用するためには、飲み合わせも大切です。

4-1.カフェインを多く含んだ飲み物

コーヒーやお茶などと一緒に服用するのは好ましくはありません。
それは、コーヒーやお茶にはカテキンやタンニンという成分が含まれ、ローヤルゼリーに含まれている鉄分の吸収の邪魔をしてしまうからです。
コーヒーやお茶を飲みたいときには、前後30分以上の間隔を開ければローヤルゼリーを飲んでも大丈夫です。

4-2.糖分が含まれている飲み物

ジュースなどの糖分はローヤルゼリーに含まれているビタミンB1の効果を弱めてしまいます。
また、熱い飲み物だとアミノ酸が固まり、ローヤルゼリーの効果が薄れてしまうので、注意が必要です。
ローヤルゼリーは水と共に飲むのが一番効果的です。

4-3.他のサプリメントとの飲み合わせにも注意

他のサプリメントとの飲み合わせにも注意が必要です。
それは、ローヤルゼリーとサプリメントを同時に摂取すると、栄養が重なることによる過剰反応の心配があるからです。

5.まとめ

40種類以上の栄養素を含み、万能健康補助食品として知られているローヤルゼリーにも飲む上でいくつかの注意点があります。
アレルギー体質の方は症状の悪化を招き、薬との相乗効果による影響も考えられます。
また、乳幼児や妊娠・授乳中の方や他の飲み物との飲み合わせにも注意が必要です。
基本的には安全な食品ですが、心配な方は医師や薬剤師に相談するのが賢明です。

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