ローヤルゼリーはその成分の素晴らしさゆえ、『万能薬』『若返りの妙薬』と言われてきました。(「神秘の食品」も参考にしてください。)
栄養素はじつに40種数以上にもなり、心身に必要な必須アミノ酸や17種ものアミノ酸、さらにはビタミンにミネラルなどが含まれています。
その中でも注目すべきは、ローヤルゼリーにのみ存在する特有成分のデセン酸です。 デセン酸は不飽和脂肪酸の一つで、生活習慣病や自律神経失調症、更年期障害の改善に大きな効果を発揮するとされており、皮脂の分泌を促進し肌荒れの改善をするといわれています。 さらにはがんの抑制、インスリン様の働きのすることによる血糖値の低下、血中のコレステロール値の低下、女性ホルモンのような作用をすることが分かっています。 強い抗菌作用や殺菌作用があるため、プロポリスと同様に「天然の抗生物質」とも呼ばれています。
さて、生ローヤルゼリーには独特のにおいと舌を刺すような強い酸味があります。 この強い酸味こそがデセン酸によるものであり、新鮮だという証拠なのです。
しかし、いくら新鮮だからといっても、そのままでは食べにくいのが正直なところです。
ローヤルゼリーをなるべく食べやすく、おいしく摂取する方法として、何かに混ぜて摂取するとよいでしょう。 水、牛乳、乳酸飲料やジュース、ヨーグルトなど、混ぜるものは何でも良いです。
ただし熱いものに混ぜてはいけません。せっかくの素晴らしい成分が壊れてしまうからです。 また、コーヒーやお茶、糖分も避けてください。
その理由は、ローヤルゼリーに入っている鉄分の吸収を、コーヒーやお茶に含まれるタンニンが阻害してしまうからです。 そして、糖分は同時摂取をすると、体内のビタミンB1を消耗させてしまい、ローヤルゼリーのビタミンB1が作用しにくくなるのです。 食べにくいからといってはちみつなどを加えるのは控えたほうがよいようです。
コーヒーやお茶、糖分。これらを摂取したいときは、ローヤルゼリーを摂取後しばらくたってからがよいでしょう。
それでも食べにくい場合はオブラートに包み、水で摂取する方法がお勧めです。 オブラートに包むことにより、強い酸味を感じにくくなります。 その際、ローヤルゼリーを冷凍シャーベット状にすると包みやすいです。
私たちの心身に素晴らしく大きな効果を発揮してくれるローヤルゼリー。 摂取方法を色々と試したり工夫しながら、オリジナルのおいしさを見つけてみてください。